uchida
Table of Contents
参考
前提条件
- 通信要件
- 移行元(ソース)-> CloudEndure : 443
- 移行先(AWS) -> CloudEndure : 443
- 移行元(ソース) -> 移行先AWS(AWS) : 1500
- ソースマシン
- ルートディレクトリに2GBの空きがあること
/tmp
に500MBの空きがあること- メモリに300MBの空きがあること
- Python2.4以上、またはPython3.0以上を使用できること
- dhclientがインストールされている
流れ
- CloudEndure アカウント作成
- CloudEndure 初期設定
- CloudEndure レプリケーションサーバの設定
- ソースマシンにAgentをインストール
- AWSにレプリケーションサーバを作成
- AWSでテストサーバを起動
- AWSで最終的な移行サーバを起動
- お掃除
CloudEndure アカウント作成
- Sign up for your CloudEndure account
- メールアドレスとパスワードを設定し、アカウント作成
- パスワードは最低8文字, 大文字小文字記号を少なくとも1つは含む
CloudEndure 初期設定
- 初回ログイン後、IAMのアクセス情報を登録
- リンクのポリシーでIAMを作成し、登録を行う
CloudEndure レプリケーションサーバの設定
レプリケーションサーバ : 移行作業を行うためのサーバであり、このサーバは後々消える
設定内容については移行先の環境によって適宜、正しい値を入力する。
今回は下記のように設定
- MigrationSource : Other Infrastracture
- MigrationSource : AWS Asia Pacific
- Instance Type : m5.large
- Subnet : InternetGatewayが設定されたPublicなサブネット
AWSでは、Port 1500でAgentからデータを受け取る必要があるため、Publicなサブネットである必要がある。
ソースマシンにAgentをインストール
CloudEndureの設定が終了後、How To Add Machines
の情報をもとに、ソースマシンにAgentをインストール。
$ wget -O ./installer_linux.py https://console.cloudendure.com/installer_linux.py
$ sudo python ./installer_linux.py -t <<Agent Installation Token>> --no-prompt
...略...
Installation finished successfully.
AWSにレプリケーションサーバを作成
ソースマシンにAgentが正常にインストールされると、CloudEndureにMachineが追加され、
同時にAWSに先ほど設定した内容でレプリケーションサーバが作成される。
エラーが発生した場合はメッセージを確認して対応する。
- 確認点(例)
- 必要なポートで通信可能か
- AWSのsubnetはパブリックか
レプリケーションサーバが正常に起動すると、CloudEndure上でMachineが下記のようになる。
- DATA REPLICATION PROGRESS : Continuous Data Replication
- STATUS : 黄色フラグマーク
AWSでテストサーバを起動
BLUEPRINT : 移行したサーバを起動する際の設定
- レプリケーションサーバからテスト用のサーバを起動するために、
BLUEPRINT
の設定を行う- 内容は通常のEC2を起動するときと同様のため割愛
BLUE PRINT
の設定後、LAUNCH TARGET MACHINE > TEST MODE
でテストサーバを起動- 進捗状況は左メニューの
Job Progress
から確認可能- Converterインスタンスが起動する
- Converterインスタンスが終了し、移行対象のインスタンスが起動する
- 移行対象のインスタンスは途中、停止/起動したりする
Job Progress
でjob finished
になると完了
- テストサーバで挙動確認を行う
- デフォルトのセキュリティグループは1500しか空いてないので、適宜調整
AWSで最終的な移行サーバを起動
カットオーバー : システムの稼働開始
- テストサーバで問題がなければ、CloudEndureで対象マシンを
LAUNCH TARGET MACHINE > CUTOVER MODE
で起動 - 進捗状況は左メニューの
Job Progress
から確認可能(プルダウンで切り替えが必要) - テストサーバと同様の手順で作成が行われる
お掃除
移行対象のインスタンスが起動し、問題がなければ、最後にお掃除。
- CloudEndureで対象のマシンで
Remove 1 Machines from This Console
を実行 - レプリケーションサーバやテストサーバ、その他不要なボリュームなどを削除してくれる
- 最終的にカットオーバーの時に作成されたインスタンス、ボリューム、スナップショット、セキュリティグループが残る
終わり
ここまでくれば後はAMIを取って、クラウド上で好き勝手できます。
すんごい便利。
お掃除までしてくれるところがとても嬉しい。
uchida
福岡でWebエンジニアやってます。PHP, クラウド, インフラあたりが好き。