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Author Funakoshi

2つのプロダクトで認知的ウォークスルーをやってみた

2023/03/23

はじめに・まとめ

プロダクト部門の船越です。

プロダクト部門では「月に1つ以上新しいことをする」活動をしています。
3月に実施した「認知的ウォークスルー」に関して共有します。結論としては、やってよかったしオススメ!という感じの内容です。

前段・やったこと

プロダクト部門では、360(さんろくまる)sigfyという2つのプロダクトチームがあります。
それぞれのプロダクトは使いやすさが評価されており、これまでも改善を繰り返してきました。

360(さんろくまる)とsigfyという2つのプロダクト

そんなプロダクト部門の月一チャレンジとして、**「自チームのものではないプロダクトについて認知的ウォークスルーを実施する」**ことをやってみました。

認知的ウォークスルーとは、特定のペルソナになりきってシナリオにそった操作を行い、それをレビューすることで、その製品の使いやすさなどを評価することができる手法です。

これまで、自チームの中では何度か実施してきていましたが、他チームプロダクトをより新鮮な目で見ることで新しい発見がないかと期待して実施しました。

実施ステップ

  1. 代表者が、各プロダクトのペルソナ・シナリオを設計
  2. 他チームのプロダクトについて、シナリオにそった操作を行い個別のレビューを実施
  3. 実施したメンバー同士で意見交換や違和感について共有
  4. 該当プロダクトのメンバーへフィードバックと意見交換

やってみて

この取り組みによって、互いのプロダクトはやはり使いやすいものであることがわかりましたが、細かく気になるところもでてきました。

以下のような発見がありま

  • 自分たちのプロダクトについて熟知している状況では、違和感に気づけなくなること
  • 新鮮な目線でレビューしてもらうことが、双方のチームにとってハッとする気づきになること
  • 違うプロダクトがやってきた改善の蓄積を、自分のプロダクトにも反映できそうな発見があること
  • 互いのチームの刺激にもなり、コラボレーションの意識が高まるメリットがありそうなこと

この取り組みによって、お互いのプロダクトに対する認識を深めることができ、両チームにとって大変有意義なものとなったように感じます。取り組みとして大成功です。

今後の改善にも活かしていきたいと考えており、定期的に行うことで、さらに発見ができるのではないかと期待しています。

Funakoshi

Funakoshi

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プロジェクトマネージャー。自称、愛とわくわくの伝道師。 自社サービスsigfyでは、プロダクトマネージャー的なことをしている。 元ゲームプランナー&ディレクター。趣味で少しだけYoutuber。 娘中心の生活。