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GPSマルチユニットSORACOM Editionの仮想デバイスでらくらくテスト!
2024/02/19

GPSマルチユニットSORACOM Editionの仮想デバイスでらくらくテスト!

こんにちは。毛利です。

今回、mockmockにてGPSマルチユニットSORACOM Editionの仮想デバイスプロジェクトを公開しましたので、その概要と使い方を書いてみようと思います。

GPSマルチユニット

先日、GPSマルチユニットSORACOM Editionが発売されました。

「位置情報(GPS)」「温度」「湿度」「加速度」の4つのセンサーがついたマルチなユニットです。 LTE-Mで通信を行います。 これだけでいろんなことができそうですね。IoT入門のハードルがどんどん低くなっています。

弊社でもジホがこれを使ってサテライトオフィスの鍵管理を試していました

仮想デバイスがほしい

さて、これを使ってIoTシステムを作ったとしましょう。 テストをどうやってやりましょうか?

  • 温度が40度以上になったらアラートだ! -> 40度まで温める?
  • 移動経路を可視化しよう! -> 実際に持って歩く?

などなど、作ったものによってはちょっとテストが面倒かもしれません。

また、試しにGPSマルチユニット1つでうまくいったとしましょう。 複数台でやってみたときにどうなるか確認したいとしたらどうしましょうか?

10台ぐらいでもお試しで買うのはちょっと厳しいかもしれません。

mockmockを使おう!

そんなときに役立つのがmockmock

その名の通り(?)、IoTデバイスのmock(仮想デバイス)を作るサービスです。 思い通りにテストデータを生成して、指定したところにデータを送信します。 そして仮想なので、台数も数千、数万単位で増やせます。

mockmockはSORACOMと連携しており、Beam/Funnel/Funkにもデータを送れちゃいます。

ただ、GPSマルチユニットはUDPでデータが送られるので、データの内容が

{"payload": "<データのJSON文字列をBase64エンコードした文字列>"}

という形になっています。 Funk/FunnelはJSONに変換してくれるオプションがあるのですが、Beamはそうはいかず。。 ということで、mockmockはこの形式のデータも作れるよう対応しました!

さらに、mockmock公式としてGPSマルチユニットの仮想デバイスプロジェクトを公開しました! 自分のアカウントにこのプロジェクトをコピーすることができます!

やってみよう!

アカウント作成

アカウントをまだお持ちでない方はこちらから。

メールアドレス、お名前、会社名、電話番号だけですぐに登録可能です。 お支払い情報のご登録なしでも無料枠としてmock1台が1年間ご利用いただけます。

プロジェクトコピー

プロジェクトコピー画面に移動し、 コピー元プロジェクトとして、[公開プロジェクト]から[mockmock official/soracom-gps-multiunit]を選択します。 プロジェクト名を付けてコピーしましょう。

コピーすると、次のようなプロジェクト設定画面に移動します。

SORACOM CLIの設定

mockmockのSORACOM連携機能では、mockmockが管理しているSORACOMアカウントを利用します。 プロジェクトごとにSORACOMのデバイスグループが割り当てられますので、 CLIを利用してデバイスグループの設定を行います。

まずは公式のSORACOM CLI 利用ガイドを参考にCLIをインストールしてください。

インストールが完了したら認証を行います。 その際、認証キーが必要になるので、mockmockのプロジェクト設定画面から発行します。

「SORACOM 認証キー一覧」 > 「新規作成」をクリックしてください。

認証キーシークレットは画面を移動すると再表示できませんので、ダウンロードやコピーを忘れずに行なってください。

認証キーID, 認証キーシークレットが取得できたら、それを使ってCLIでの認証を行います。

$ soracom configure --profile mockmock-gps-multiunit
kta-m

kta-m

先進技術部門 IoTチーム チームリーダー