watanabe
GoのMQTTのクライアントライブラリにパッチを送った話
2019/03/20
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原因
PRのdiffを見ればわかるんですが、 atomic
化漏れとロック漏れでした。
前者はまあいいんですが、後者はちょっと場当たり的でいいのかなーと思いつつ、 go test -race
してもエラーが出ないのでおそらく大丈夫かなーと思っています。
本当は、マジックコメントとかで無効化したいところなんですが、GoにRace Detectorでは部分的な無効化が無理なので、わざわざ影響が特にないのにパッチにした次第です。
PRのチェックがOKにならなかった問題
そこそこ大きい運営母体がOSS管理をしていると、コードを送った人が大丈夫かのチェックがあるんですが、Eclipseというそこそこ大きくて厳しいところが今回の送信先だったので、そのチェックがありました。
PR毎にチェックが走っているらしく、コミットを-s
付きで作成しないといけない上に、フォームであれこれ質問に答えないといけませんでした。
お役所っぽくてめんどくさいんですが、OSSを安全に出荷するための措置ではあるのでなんとかやれましたが、GitHubが提供するGPGの仕組みでやってほしかったなーと思いました。
watanabe
技術開発部門所属 一番好きな言語はC++です。