shimao
Table of Contents
結論
特段問題なく、リモートで輪読会を行えた。
対象書籍
ガウス過程と機械学習
圧倒的に柔軟なベイズ的回帰モデルであるガウス過程の日本初の入門書。基礎の線形回帰から始め、ガウス過程の原理をゼロからていねいに解説。教師なし学習、実応用など最近の話題まで紹介した。さあ、はじめよう!
基本ルール
-
本は事前に1人1冊用意する。
-
参加メンバーは各々で輪読会までに該当箇所を読んでくる。
- 基本、1週1章とした。
-
輪読会当日は読んできた内容のわからなかった点などについて、ざっくばらんに質問・議論する。
- 毎回誰かが進行役をやる。ただし、進行役の人には「しっかり理解してくる」等の責務は無い(「ここはよくわからなかったんですが」的な温度感でOK)。
-
輪読会は1回2時間。
-
WebミーティングにはSlackのCallを使う。
最後の「SlackのCall」以外はこれまでオフラインで行ってきた輪読会と同じルールです。とりあえず、このルールで始めてみて不都合があったら都度考えようのスタイルで進めてみました。
感想(書籍の内容については割愛します)
良かった点
-
すごく困ることはなく、普通に終える事ができた。
-
先送りにせずに、スピード感をもって学ぶことが出来た。
-
前後の予定などが詰まっている場合でも出席できるケースが増えた。
- 途中退席の場合もギリギリまで参加できた。
悪かった点
-
式展開について話すときはホワイトボードがなくて、難儀した。
- miro等を使ってみた。使えないことはないけど、タッチペンを持ってないと数式は書きづらいと感じた。ちなみに以下の画像は例です。辛さがわかっていただけるかと…。(良い解決方法を知ってる方がいたら教えてほしい…)
-
たまにネットワークの接続状況が悪いメンバーがいた。
- どうしようもないので、ネットワーク状況は超重要。
その他に思ったこと
- 進行役の人はKindle版の書籍を買っておき、画面に写しながらやると良かった。 ただし、Kindle版だとページ数が無かったり、ページングする毎に記述箇所が変わってしまう点は使いづらかった。
まとめ
書籍によるかもしれませんが、「リモートでも全然輪読会できるな」というのが私の所感です。テレワーク中だからという理由で学びを止めず、良い習慣は続けていきたいと思った次第です。
shimao
福岡在住。機械学習エンジニア。AWS SAP・MLS。趣味はKaggleで、現在ソロ銀1。福岡でKaggleもくもく会を主催しているので、どなたでもぜひご参加ください。
Related Posts
ViTGANはVision Transformer(ViT)とSIREN組み合わせ。現実的な画像の新たな生成の仕方。
Teodor TOSHKOV
2022/06/13
Implementing ViTGAN (A novel realistic image generation model) in PyTorch
Teodor TOSHKOV
2021/09/28
Merging Vision Transformers (ViT) with SIRENs to form a ViTGAN. A novel approach to generate realistic images.
Teodor TOSHKOV
2021/08/24